1984年5月~羽ばたくのか、若鷹軍団、首位奪取~

開幕3戦目から4連敗を喫したホークスでしたが、その後は、3連勝を2度記録し、貯金1の3位で、首位近鉄を1ゲーム差と、射程内に捕らえ、4月を終えました。

エース・山内孝、抑えの切り札・金城、主砲・門田、大砲・ナイマン、好調・定岡に4月は支えられたホークスでしたが、ここに、畠山・藤本・加藤の若手投手がどう絡んでくるのか、楽しみです。

1984年の5/1(金)は、本来であれば、(4月末の西武3連戦を含めた)ゴールデンウイーク9連戦の4戦目だったと思われますが、この日の大阪は雨。つまり、雨で4戦目が中止になったものと思われ、投手力に余力のないホークスにとっては、恵みの雨だったようです。

さて、5/2(土)は、5月の初戦で、対戦相手は、開幕シリーズで2戦2敗している近鉄バッファローズ。この日のホークスの先発は、期待の新鋭。前回の登板(4/21)で、8イニングを投げ、プロ初先発初勝利を挙げている藤本修二。勝って2勝目といきたいところです。しかし、この日のふじもとは、1,2回に1点ずつ失い、5回表に味方の攻撃で2-2の同点に追いつくも、すぐその裏に2点失い、2-4と再び、近鉄にリードを許す展開に。しかし、その後、ホークスは7回表に2点を挙げ、4-4の同点に追いつきます。藤本は、4点を失いながらも、その後は、近鉄打線を無失点に抑え、計8奪三振を奪う好投を見せ、引き分けに持ち込みます。プロ2戦目で、4失点完投はまずまずでは、ないでしょうか。打線では、3番に座った好調のドイルが3安打猛打賞と気を吐き、門田も6号本塁打で、援護したのですから、5月初戦としては、上々ではないでしょうか。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9  点 安 失     
南海  0 0 0 0 2 0 2 0 0    4    9   1     
近鉄  1 1 0 0 2 0 0 0 0    4    9   0

続く対近鉄3回戦ですが、ホークスの先発は、中堅左腕の竹口昭範。熊本県の人吉高校出身。期待の7年目左腕ですが、これまで、このシーズン、先発では、2試合で2敗。3度目の正直なるか、といったところでしょうか。この試合、竹口は、試合序盤の2回裏に1点を失います。しかし、3回表、打線は、橘から、ナイマンの6号本塁打を含む攻撃で7点を奪います。竹口は、その後、6回途中で、降板しますが、責任回数5回を投げ切り、今季初勝利を挙げます。よかったですねぇ。穴吹さん、良かったですね。竹口投手。竹口は、この試合、5イニングを投げ、7安打2四死球、4失点でしたが、とりあえず、勝ちも付いたし、次は好投で、勝利といきたいですね。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9  点 安 失
南海 0 0 7 0 3 0 0 0 0   10   10  1
近鉄  0 1 0 2 1 0 0 2 1    7    11  0

そして、順位は、ゲーム差なしで、近鉄をわずかに勝率で上回って、首位です。首位です。!!首位いいいいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!

シーズン序盤ではありますが、ホークスは、遂に、首位に立ちました。まだ、シーズンは、始まったばかりですが、これから、どのように、ホークスは戦っていくのでしょうか。投打が噛み合い始めたホークスの戦いぶりに期待したいものです。頑張れ、竹口、頑張れ、藤本、頑張れホークス。!!!


by 永遠のホークスボーイ



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