永遠のホークスボーイ

0. プロローグ

15歳の夏でした。

水嶋新司の野球漫画にハマっていた私は、友人から水嶋新司著の「あぶさん」という漫画を紹介してもらいました。(要は、「あぶさん」のコミックを貸してくれたのだな)

当時、私は、「大甲子園」や「光の小次郎」、「ダントツ」など水嶋新司の高校野球漫画を買い漁って、何度も何度も読みまくっていました。

そんな私を、みかねた?友人が、「水嶋新司のあぶさんという漫画があるから、見てみろ、絶対ハマるぞ!」と言って、余計な?お節介を焼いてくれたので、仕方なく、その友人から、「あぶさん」とやらを借りて、しぶしぶ読んでみました。

「あぶさん」を数冊借りて、しぶしぶ読んだ私でしたが、夕方には、コミックの「あぶさん」を求めて、本屋めぐりをしていました。

「あぶさん」に魅入られた私は、その後熱狂的なホークスファンになり、ホークスの勝敗に一喜一憂し、新聞の野球コーナーのパ・リーグ打撃10傑の打率が、自然に頭に入る位、熱狂的なプロ野球ファンになってしまっていました。

結果として、「超」がつくほどの南海バカになってしまったので、「あぶさん」を貸してくれた友人には、「ありがとう!」といっていいのやら、悪いのやら!!(なぜ、「ホークス」バカと書かずに、「南海」バカと書いているのかは、また別の機会に…)



とりあえず、私がホークスファンになった「あぶさん」という漫画について、少し紹介します。

「あぶさん」という漫画は、
当時実在したパ・リーグのプロ野球チーム「南海ホークス」(今のソフトバンクホークス)に所属している無類の酒好き(いわゆる”飲んべぇ”)が、代打で活躍するというお話しです。

この「あぶさん」の主人公「景浦安武(かげうらやすたけと読みます)」がまた、すごかった。ひとたび、「代打、景浦」の声がかかると、口に含んだ酒をバットに吹きかけ(いわゆる酒しぶきですな~)、ピッチャーがインコースにストレートを投げ込むと、それを一振し、勝利を決める決勝ホームランが、外野フェンスの上を越えて行く。 こんなシーンが幾度も訪れる、史上最強の代打屋が活躍する「漫画」…それが「あぶさん」だ。

当時、南海は超弱小チームでした。それゆえに景浦のような代打がいれば、どれだけ「南海ホークス」は勝ち星が拾えたのだろう、とも思いました。

まんが「あぶさん」がきっかけで、ホークスファンになった私が、「ホークス」、「プロ野球」について、綴っていきたいと思います。


by 永遠のホークスボーイ



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