よ、よ、弱いのか?とてつもなく…
1984年、夏、漫画「あぶさん」の虜になった私は、すぐに、「南海ホークス」というプロ野球チームに興味を持ち始めました。
早速、当時、実家で取っていたスポーツ新聞(西スポ)に目を通すと、そこには、パ・リーグ6球団中、5位に低迷する「南海ホークス」の姿がありました。
当時の西スポ(今はどうかわかりませんが)には、セ・パ両リーグにおける各チームの直近10試合の戦績(●/○/△ x-x)が表記されており、「南海ホークス」の10日間の戦績は真黒の様子(実は前日まで引き分けを挟んで10連中)でした。
まあ、「あぶさん」で「南海ホークス」の弱さは、嫌というほど刷り込まれていたので、それほど、驚きはしませんでしたが、「予想通り」の弱さであったため、実は落胆と哀しみが大きかったのも事実です。
私が西スポを読み始めたその日は、ホークスの連敗ストップが大きく取り上げられ、立石選手の写真が掲載されていました。(確か、2塁ベースに滑り込んだ時か、2塁ベース上でガッツポーズをした時の写真だったように思います。)
この時、私は、”駆け出し”の「南海ファン」だったのですが、連敗脱出を心から、喜んでいました。しかし「南海ファン」になって、初っ端に目にした記事が大型連敗脱出だったので、大変なチームのファンになってしまったのではないか?、とも思っていました。
結果として、その心配は的中し、その後の長い長い弱小ホークスの歴史を追い続けることになるのでした。(「南海ファン」になってしもうたんやもん、しょうがないやないですか~~と、声を大にして言いたい^^)
by 永遠のホークスボーイ