ホークスは、4月前半を終えた4/16、勝率5割で、日ハムと同率ながらも、パ・リーグ堂々の3位。4月中旬とは言え、ホークスの顔ともいうべき「野村克也」が去って以来、4月中旬とは言え、ペナントレースで優勝の可能性があるシーズンが存在しただろうか?
「いや、していないだろ」と言いたいところですが、それはおいといて
この4月中旬での3位キープの立役者は、以下の通り。
山内和(エース:前年最多勝投手) 2勝1敗0S 2.90
山内孝(Wエース) 2勝1敗0S 2.82
金城(抑えの切り札) 0勝0敗4S 0.00
ナイマン(期待の新外国人大砲) .375 3本
門田(主砲) .436 3本
定岡(突然の打撃の開花か?) .306 5本
やはり、野球は投手力が安定しているかどうかで、コンスタントに勝ちを拾えるかどうかが決まるスポーツではないでしょうか。
Wエースである両山内の2勝が光ります。そして、防御率0.00の抑えの金城の活躍も見逃せません。
そして、打線は何といっても、定岡でしょう。
定岡と言えば、やはり、南海の定岡智秋ではなく、巨人の定岡正二(智秋の弟)でしょう。
なんせ、1974年、ドラフト1位で巨人に入団し、前年(1983年)こそ7勝に終わったものの、1980年から、9、11、15の勝ち星を挙げている、常時全国放送されている巨人の主力投手なのですから。
当時、シーズンが始まると、巨人戦(ナイター)を放送していない都道府県はないという位、巨人戦は中継されていたので、巨人の選手というだけで知名度は抜群だったように思います。それに定岡正二は、ここ数年間、巨人の主力投手として活躍してましたしね。
あれっ、脱線してしまいましたね。一方兄の定岡智秋は、1971年、ドラフト3位で南海に入団すると、3年目から少しずつ試合出場が増え、1976年からは、ショートのレギュラーに定着しています。強肩がセールスポイントの定岡智秋ですが、こんなに、シーズン当初から打ちまくることは、かつてなかったのではないでしょうか。
今までは、どちらかという打撃ではあまり目立たなかった定岡智秋が、14試合で3割5本塁打の活躍は、素晴らしすぎるの一言に尽きます。門田、ナイマンも、期待通りの活躍を見せ、ドイル、高柳、河埜敬幸(巨人:河埜和正は兄)など、脇を固める打者が、好調であることも、勝ちを拾えている要因の1つと思われます。
このため、ホークスは、春先に調子が良いと、好調:南海と揶揄された記憶があります。
by 永遠のホークスボーイ