3位で、4月後半戦に臨むことになったホークスでしたが、主軸の門田が、4/14の日ハム2回戦での怪我が原因で、試合を欠場する事態が発生していました。それは、0-4と一方的にリードされた時点での追撃の3号ホームランを放った後でした。ダイヤモンドを回った後に、交わしたハイタッチより脱臼してしまったとのことでした。
一方では、打線を引っ張っていたもう1人の主軸のナイマンが4/13(金)からの日ハム3連戦を欠場していました。
さて、門田、ナイマンと主軸2人を欠いた状態で、ホークスは、ロッテ・阪急との連戦をいかに戦うのか!この後の展開にご期待。
4/17(火) 、この日対ロッテ4回戦。この日の先発は、Wエースの山内孝徳。前回登板では、この日と同じロッテと相対し、10安打浴びながらも、8回無四球2失点と好投し、2勝目をマークしている。3勝目をかけた休養十分の中5日の登板であったが、3回に3点、5回に2点を失い、6回途中6失点でマウンドを降りている。しかし、打線は、好調だ。主軸の門田・ナイマンを欠きながら、初回にドイルの3号2ランで、先制。その後、2-6と4点ビハインドの7回には、山本和範、河埜による2点タイムリーが飛び出し、同点。7回には、遂に1点勝ち越し。だが、抑えの金城が、この日4安打の庄司に一発を浴び、ゲームは引き分けに終わる。ホークス的には山内孝が乱調にも関わらず、主砲2人を欠く状態で、敗色濃厚であった試合を、引き分けることができたことは、大きな収穫だと言えよう。
前日(4/17)の試合を引き分けたホークスでしたが、この日(4/18)の先発は、’81ドラフト3位で、躍進が期待される右腕・矢野。前年も5試合先発を任され、この日は、初先発。
ちなみに、前年(1983年)の先発での成績は、以下の通り。
相手 回 打 安 振 球 責 星 スコア
近鉄 7 31 7 4 2 1 ● 3-5
日ハム 6 2/3 32 6 4 6 5 ○ 8-7
西武 2 1/3 16 6 1 2 2 ● 5-9
阪急 5 1/3 20 5 3 0 3 ● 3-7
日ハム 9 33 6 2 1 1 ● 0-1
5試合に登板した中で、好投は2試合、台所が苦しいホークスの先発陣であれば、先発のチャンスを与えられる成績ではあるように思えます。
好投して、先発の一角を担ってくれれば、と思うのですが、この日は、3回途中でKO。
「次の試合に期待!」というところでしょうか。ホークスは、この3回に4点奪われ、打線も1点を返すのが精いっぱいで、1-4で敗戦。相手先発は、右のアンダースローの仁科。前年は、ホークスが打ち込んでいる相手でしたが、完投を許してしまいました。左の大砲・門田の不在が響いた試合でした。
by 永遠のホークスボーイ